東京都中小企業振興公社の各種助成金(上限150万円〜300万円(事業による))を活用した架空企業の採択事例を3件紹介します。自社の課題と近いパターンを見つけてください。
最終更新:2026/04/18 12:22
CASE 1
新宿クリエイターズ(仮名)(サービス業(デザイン事務所))
課題:海外展示会への出展費用が捻出できず、海外案件の獲得機会を逃していた。
解決策:展示会出展助成金を活用し、海外デザインフェアに出展。ブースデザインと渡航費を補助。
補助金額:採択額 150万円(補助率2/3)
効果:展示会で欧州クライアント3社と契約。年間売上が1,800万円増加。
CASE 2
ハナマル製菓(仮名)(食品製造業)
課題:都内の新規販路を開拓したいが、販促費の捻出が難しかった。
解決策:販路拡大助成事業で商談会参加費、パンフレット制作費、サンプル送料を補助。
補助金額:採択額 85万円(補助率1/2)
効果:都内百貨店2店舗での取り扱い開始。月間売上が40万円増加。
CASE 3
セキュアネット(仮名)(IT業(セキュリティ))
課題:中小企業向けセキュリティ診断サービスの開発費用が不足していた。
解決策:サイバーセキュリティ対策促進助成金でツール開発費とテスト環境構築費を補助。
補助金額:採択額 180万円(補助率1/2)
効果:サービス公開後6ヶ月で導入企業30社。月額課金モデルで安定収益を確保。
CASE 4
データブリッジ(仮名)(IT企業(業務システム開発))
課題:受託開発中心の事業構造から自社SaaSプロダクトへの転換を目指していたが、プロトタイプ開発とマーケティングの資金が不足していた。
解決策:新製品・新技術開発助成事業を活用し、中小企業向け在庫管理SaaSのプロトタイプ開発費とUI/UXデザイン費、ベータテスト環境構築費を補助。展示会出展費も対象に含めた。
補助金額:採択額 250万円(補助率1/2)
効果:ベータ版リリース3ヶ月で導入企業20社を獲得。月額課金モデルで月次MRRが150万円に到達。申請のポイント:受託→SaaSへのビジネスモデル転換を具体的な市場分析と収支計画で裏付けた点。成功要因:ベータテスト企業のフィードバックを製品改善に即反映し、PMF(プロダクトマーケットフィット)を短期間で達成したこと。
CASE 5
まちの文具店 コトブキ(仮名)(小売業(文具・事務用品))
課題:ECサイトの普及で来店客が減少し、売上が5年間で30%減。店舗の強みである品揃えの豊富さを活かした新しい収益モデルが必要だった。
解決策:販路拡大助成事業を活用し、法人向け定期配送サービスのECサイト構築と、ワークショップスペースの店舗改装費を補助。「文具の使い方セミナー」を月2回開催する体験型店舗に転換。
補助金額:採択額 120万円(補助率2/3)
効果:法人定期配送の顧客が50社に到達し、月間売上が安定。ワークショップは毎回満席で、参加者の70%が店舗での追加購入につながった。申請のポイント:「モノ売り」から「コト売り」への転換を具体的に計画し、体験型店舗の集客効果を数値目標で示した点。成功要因:SNSでワークショップの様子を発信し、文具ファンのコミュニティを形成して来店動機を創出したこと。