キャリアアップ助成金(1人あたり57万円〜80万円(正社員化コース・中小企業の場合))を活用した架空企業の採択事例を3件紹介します。自社の課題と近いパターンを見つけてください。
最終更新:2026/04/18 12:22
CASE 1
リーフケア介護(仮名)(福祉・介護業)
課題:パートヘルパーの離職率が高く、サービス品質が安定しなかった。
解決策:パート10名を正社員に転換し、昇給・賞与制度を整備。就業規則も全面改定。
補助金額:受給額 570万円(57万円×10名)
効果:離職率が年間25%→8%に改善。利用者満足度も向上し新規契約が増加。
CASE 2
ネクスト・ラボ(仮名)(IT業(受託開発))
課題:業務委託エンジニアの正社員化を進めたいが、人件費増加が経営を圧迫する懸念があった。
解決策:3名の業務委託エンジニアを正社員化。キャリアアップ助成金で人件費の一部を補填。
補助金額:受給額 171万円(57万円×3名)
効果:チーム定着率が向上し、自社プロダクト開発に着手。受託→SaaS転換の足がかりに。
CASE 3
さくら美容室(仮名)(サービス業(美容))
課題:アルバイトスタイリストの技術レベルにばらつきがあり、指名客の増加が頭打ちだった。
解決策:アルバイト2名を正社員化し、技術研修プログラムを導入。処遇改善で定着を図った。
補助金額:受給額 114万円(57万円×2名)
効果:指名率が平均15%→35%に向上。店舗の月間売上も12%増加。
CASE 4
ミツバ精工(仮名)(製造業(金属加工))
課題:派遣社員に依存した製造ラインで技術の蓄積が進まず、高度な加工案件を受注できなかった。派遣社員の契約更新ごとに技能レベルがリセットされる悪循環が続いていた。
解決策:派遣社員5名を正社員に転換し、資格取得支援制度と段階的な昇給テーブルを整備。就業規則を全面改定し、キャリアパスを明確化した。
補助金額:受給額 285万円(57万円×5名)
効果:正社員化後1年で全員がNC旋盤技能検定2級を取得。高精度案件の受注比率が15%→40%に向上し、平均受注単価が1.3倍に。申請のポイント:正社員化と資格取得を一体的に計画し、定着後の生産性向上を具体的に示した点。成功要因:段階的昇給テーブルで将来の処遇を可視化し、転換への不安を払拭したこと。
CASE 5
やすらぎの杜(仮名)(介護業(通所介護))
課題:パート介護職員の離職率が年間40%を超え、利用者との信頼関係構築が困難だった。正社員との処遇格差がモチベーション低下の原因になっていた。
解決策:パート職員8名を正社員化し、処遇改善加算の取得要件を満たす賃金テーブルを整備。介護福祉士資格取得の支援制度も同時に導入した。
補助金額:受給額 456万円(57万円×8名)
効果:離職率が40%→12%に大幅改善。処遇改善加算IIを取得し、事業所全体の介護報酬も増加。申請のポイント:処遇改善加算の取得と正社員化を組み合わせた収支改善計画を示した点。成功要因:正社員化と同時に介護福祉士資格取得を支援し、キャリアアップの道筋を具体的に提示したこと。